

新しい家族となったワンちゃんが健やかに過ごすために、飼い主の皆さんが知っておかなければならないことがいっぱいあります。
	 子犬がより確実な免疫を獲得するためには、混合ワクチンを生後40日、60日、90日の3回接種することが理想的です。以降は年に1度の接種で免疫を保ちます。
	子犬がより確実な免疫を獲得するためには、混合ワクチンを生後40日、60日、90日の3回接種することが理想的です。以降は年に1度の接種で免疫を保ちます。
	ワクチンで予防できる病気には次のようなものがあります。
	1~6までの病気の予防ができるものが6種混合ワクチン、1~9までの予防ができるワクチンが9種混合ワクチンです。生活環境等に合わせて選択する事ができます。
	生後90日齢以降の犬には、飼い犬の登録と毎年の狂犬病予防ワクチンの接種が法律で義務付けられています。
	年に一回必ず予防接種を受けて下さい。
	狂犬病は犬だけでなく、ほとんどすべての哺乳類に感染する致死率の高い感染症です。
	感染動物に咬まれることで感染するため、飼い犬が人に咬みつかない様にしつけることはもちろん、しっかりと予防接種を受けることが大切です。
	ワンちゃんのお腹に寄生虫がいると、ウンチがゆるくなったり、ひどい場合は腸管がつまってしまうことがあります。
	検便で寄生がわかることもありますが、検査ではウンチの一部しか調べられないため、検便結果が陰性でも寄生虫に感染している場合があります。
	また、ワンちゃんの寄生虫には人へも感染する人獣共通感染症(ズーノーシス)もあり、小さなお子様がいらっしゃる場合は特に注意が必要です。
	まずは寄生虫の内服薬による駆除プログラムを受けることをお勧めします。
	その後は定期的にお薬を投薬することによって、腸内寄生虫から予防することができます。
	毎月1回、フィラリア予防薬を内服または背中に滴下しましょう!
	予防期間の目安は環境にもよりますが、おおよそ5月から12月位までです。
	フィラリアは蚊によって媒介される心臓の寄生虫です。フィラリアに感染した犬の血にはフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)がたくさんいますが、その血を吸った蚊が他のワンちゃんの血を吸うときに感染するのです。その子虫が大きくなって心臓に住みついてしまうと治療は大変です。ですから、フィラリアは子虫のうちに退治しておくことが大切なのです。
	毎月一回、フィラリア予防と同様に予防薬を内服または背中に滴下しましょう。
	ノミやマダニはワンちゃんの血を吸って生活しています。小さな虫でも多く寄生した場合、吸血される量は驚くほど多いのです。
	さらに病原体やお腹の寄生虫を媒介したり、ひどい痒みを引き起こし、アレルギーの原因にもなる場合があります。
	ノミは一度家の中に持ち込むと、部屋の中で産卵、繁殖し、すごい速さで増え続けます。
	その結果、人が刺されてしまうことや、駆除がとても大変になります。
	是非、家の中に持ち込む前にしっかり予防しましょう。